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柘運送株式会社は電柱などの長尺物・重量物の輸送を得意とし、建柱・内外線工事などの電気工事業にも参画しています。
柘運送株式会社
TEL.
0120-695-963
〒455-0847 愛知県名古屋市港区空見町1番地の37
沿革
COMPANY HISTORY
牛車で「零戦」を運んだ初代社長
陸上輸送の主役が牛馬によっておこなわれていた昭和2年、柘運送の創業者、柘治良氏は数頭の牛馬により、港湾荷役を主とした運搬業を開始。当時は名古屋港へ輸入された材木を筏に組み、水切り、皮むきなどを行っておりました。
歴史の中で当社がスポットライトを浴びた一幕があります。日本が戦争の真っただ中に飲み込まれていく昭和14年、名古屋市港区大江の三菱重工業株式会社名古屋航空製作所から岐阜県の各務原飛行場まで「零戦」の機体を牛車によって運び、その様子が吉村昭氏の小説「零式戦闘機」に”・・・完成された機は大西組はじめ村瀬、東山、柘、加藤の各荷役の手で胴体、翼に分離され・・・”と描かれています。近年では宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」のワンシーンにもなっています。当時トラックではなく牛車を使用したのは、各務原までの悪路に対して機体の損傷を防ぐためであり、その作業は戦火の拡大につれて急増していきました。飛行場までの48kmの長い道のりを牛車が列をなして進んだといいます。
牛車でゼロ戦を運ぶ様子を描いた墨絵
主力業務
昭和26年、電力会社の再編に伴い、中部電力を特定需要者とする特定自動車輸送事業免許を取得。昭和38年には一般貨物自動車運送免許を受け、翌昭和39年株式会社に組織変更をして、現在に至ります。木製電柱からコンクリート製の電柱へと時代が変化する中、一貫して中部電力株式会社様の電柱輸送を主業務とした内容に加え、昭和53年電気工事にも着手。現在では岡崎営業所・静岡営業所・浜松工事所・豊田営業所に電気工事部門を併設しています。
開発車両
より安全で効率の良い輸送と作業を追及するために昭和40年代から電柱の積み下ろしを機械化した
車両を開発。約20年の歳月をかけ現在の電柱運搬専用車(大型車両)を、同時期にポールトレーラにも機械卸装置を開発。
現場投入によって高い安全性、作業性、コスト等の高い評価を得ています。現在もその開発車両は進化を続けています。
最新設備
お客様のご要望にお応えすべく、車両走行軌跡作成システムを使用してCADや動画での書類作成、遠隔地からLIVE配信を行えるウェアラブルカメラ。安全管理においてもIT点呼システムや高性能アルコールチェッカー、デジタルタコグラフ、VRトレーニング機器の導入等々、ソフト面での最新設備をはじめ、ハード面においてもポールトレーラやショート台車トレーラ、超小型ユニック車をラインナップに追加。長年の歴史と勘だけではなく、最新のテクノロジーをミックスしたサービスに注力しています。
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FAX 052-398-1299